太平洋を真紅に染める日輪 来迎山宝珠院日輪寺 - 霊験巡礼

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太平洋を真紅に染める日輪 来迎山宝珠院日輪寺

 茨城県日立市は、茨城県で水戸市に次ぐ第二位の規模を持つ都市である。西は阿武隈山地、東は太平洋に面している。

 この都市を語る上で欠かせないものといえば、何といっても日立製作所である。明治時代の日立鉱山の開山に伴って誕生した日立製作所により、現在は日本有数の工業都市に発展している。

 久慈川が太平洋に注ぐ日立市の南端から国道6号線を北上すると、左手の山側に弘法大師空海縁の寺院がある。激しい国道から入っていくことになるが、一歩境内に踏み入れた瞬間から、霊気に包まれた静寂を感じることになるだろう。

        日輪寺1


 境内はそれほど広いわけではない。喧騒の国道から短い参道を進み、山門に至る。石段の数も少なく、すぐに境内へと足を踏み入れることができる。

        日輪寺2


 国道方向に振り返ると、きれいに整備された寺院であることがよく分かる。駐車場は山門から左手側に進んだ場所にあり、本堂前にクルマが停められるようなことはない。

        日輪寺3


 ここは真言宗豊山派の古刹である。

 平安初期、この地を巡錫した弘法大師空海が日輪寺と名づけたと言われている。
 弘法大師空海が雄大な太平洋を真紅に染めて昇る巨大な日輪の姿を目にし、心をうたれ、ここに一庵を結んだことに由来するといわれる。

        日輪寺5


 江戸時代には除地17石、末寺11か寺を支配するほどの隆盛を誇っていたが、元治元年(1864)水戸藩に起こった天狗諸生の乱で一切を焼失してしまった。
 明治中期に再興され、現住職は第59世になる。檀信徒数が約1,000といわれる。

        日輪寺6


 境内には、子安地蔵、水子地蔵、弘法大師修行像、救世観音像などが立ち並んでいる。寺宝としては、室町末期の不動明王図、十王図、五大尊図、十二天屏風などがある。

        日輪寺8

       
 山門の左手には横一列に十二支守本尊蔵が並んでいる。八体仏だ。
 守り本尊として人気が高い。ついつい自分の干支の前で立ち止まる。そのすぐ隣にある弘法大師修行像も、守り本尊と同様に見守ってくれているようで、何だかうれしくなる。

        日輪寺7


 干支により守護してくださる仏・本尊が定まっているという信仰は、真言宗独特のものではない。むしろ民間信仰といえるだろう。各本尊は梵字一字で表すこともでき、アクセサリーにしてw身につけるかたも多い。「運気」をアップさせることができるのだろう。

 梵字の「運気」アップの秘められたパワーと、守護本尊についてはこちらを参照してください。
 必見の情報があります。

 静寂な境内には荘厳な旋律が奏でられている。木枯らしが落葉にわずかな浮力を与え、舞いながら足元を通り過ぎていく。

        日輪寺4


 一人で本堂に向かい、旅の安全を祈願する。
 かつて弘法大師がこの地で見た日輪とは、どんなものだったのか。千年以上経過した今から、そんなことも思い浮かべるのも趣がある。
 そして、海の彼方の唐に渡っていた弘法大師空海の姿も想像してみる。唐の長安で真言密教第八祖となる。

 この長安での様子は青龍寺から偲ぶことになるだろう。現在、青龍寺が監修した小冊子「空海」を無料プレゼント中。
 プレゼントの詳細情報はこちらへ。


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